騒音問題に悩まされないために
[ 2015-09-04 06:19:46 ]
隣人との騒音トラブルは、今、日本中で大きな問題になっていますよね。いざ引っ越してみたら、隣人の騒音で夜も眠れない...。なのに、実質的に解決することは困難なので、引越ししてしまったら最後、泣き寝入りするしかありません。そうなってしまわないように、引越しする際には、騒音トラブルに巻き込まれないように部屋を選びたいものですね。
ですが、近所の人が夜中に騒音を出しているかどうかなんて、実際住んでみないと分かりません。下調べすることも不可能ではないと思いますが、有効な結果を得ることは難しいと思います。そこで、そういう時には、不動産に相談してみましょう。
勿論、不動産屋に「こちらは騒音があるんですか?」と聞いても、「分かりかねます」と答えらえるだけですから、もっと別の焦点から、騒音問題がありそうかどうか確かめます。それは“戸境壁の厚さ”です。戸境壁というのは、部屋と部屋の境にある壁のことをいいます。この壁が厚ければ厚いほど、防音性能が高い、つまり騒音問題が発生する可能性は低いということになるんですね。おおよそ戸境壁が180mm以上あれば、その物件の防音性能は低くないといえるでしょう。
戸境壁がどれくらいの厚さなのか、は不動産屋に聞けば答えてくれるはずです。むしろ、答えてくれない不動産なら信用しないほうがいいでしょう。戸境壁が厚いからといって、必ずしも騒音トラブルを避けられるわけではありませんが、それでも、リスクは大きく下がりますので、物件選びの際にはかならず“戸境壁”をチェックするようにしましょう。